顧客企業紹介(マネジメントベースから)
T社様は、ある分野で非常に優れた高い技術力を保有されている製造メーカーです。
従業員の働きがいや顧客満足度を重視される経営をグループ全体でとられていることで有名です。
以下、T社 ご担当者様談
実施前のニーズ
グループの親会社で従業員意識調査を実施しており、企業の実体を把握し、働きがいのある組織作りに役立てていたこともあり、社内でも現状把握のために実施してみようということになりました。
経営トップも、従業員の働きがいに関して並々ならぬ関心をもっておりました。
マネジメントベースを選択された理由
弊社の場合、今回が初の従業員満足度調査実施ではありましたが、事前に親会社の調査実績を参考にしていた為、問いたい設問や実施方法がある程度決まっており、どこまでコストを押さえながらアウトプットの質の良さを追及できるかが選定のポイントでした。
ただ、こういった調査の場合、柔軟性を求めると高コストになるのが避けられず、また、独自の設問を用意した場合、世間一般との比較ができないという難点もあります。
マネジメントベース様はこの両方の課題をクリアし、非常に柔軟にご対応くださったことから、調査をお願いすることになりました。
実施してみてのご感想
マネジメントベース様の世の中ベンチマークと比較すると、弊社の従業員は相対的に満足度が高いという結果が出ました。
また、全拠点において回答率もほぼ100%で、従業員の意識の高さを感じ、非常に嬉しく思っています。
しかし、拠点間の相違や優先課題など、以前から懸念していたことも如実にデータとして結果に出てきたので、今後の課題がより明確になったと思います。
今後の改善活動の結果、来年度以降どのように満足度が変化していくかも大変興味があります。
今後について
経営陣、幹部へのフィードバックは既に完了しており、今後、拠点別平均結果を冊子にして全従業員に配布する予定です。従業員からどのような意見や感想が出るか未知の領域なので、現時点では期待半分、不安半分といったところです。
具体的な改善活動としては、今回の調査結果から得られた重点課題を改善するテーマを目標管理に落とし込み、全社的に取り組んでいくことが決まっています。
また、経年的にES調査を実施していく中で最も注意しなければならないのは、従業員が本音を書けない環境を作らないことだと思います。
本音が書けなくなってしまったら、その時点で調査自体が無意味なものになってしまいます。
それを避ける為にも、今後更にフィードバックの仕方や改善活動の進め方に工夫が必要になってくると思います。