リーダーシップやマネジメント力強化 ~気づきにつなげる仕掛けとは?~

組織を牽引するリーダーシップやマネジメント力の強化組織の要となるのは、組織を束ねてマネジメントを行なっている組織長です。

マネジメント層のリーダーシップに対して危機感、問題意識を抱えている経営者はいつの時代も多いようです。

組織の活性度や部下のモチベーションに大きな影響を持つリーダーシップ私たちの経験でも、組織の活力やそこで働く人々のモチベーション・満足度に対して、直属のリーダーが直接的・間接的に与える影響は小さくありません。

マネジメントへの成長を阻むものとは?

昨今、バブル入社世代がミドルマネジメント層となりつつありますが、この世代にリーダーシップ力をどうつけさせればよいのか悩まれている企業が多いようです。

人口ピラミッド上、十分な経験を積ませる機会に乏しかったということもあり、問題はより深刻になっています。

また、古くからある問題として、「優秀な選手が必ずしも優秀なコーチ、監督ならず」といったこともあります。

適切なマネージャーの配置や、どのようなマネジメントスタイルが組織に適しているのか、時代にあっているのか、科学的なアプローチが求められています。

客観的に見つめ直し、気づきにつなげる仕掛けが重要マネージャークラスが自分のリーダーシップの発揮状況について客観的に把握し、自分のマネジメントスタイルが組織の活力や部下のモチベーションにどのように作用するのかを理解し、日頃のマネジメントに生かしていく事が期待されます。

自己評価と他者評価の差異に注目。

リーダーシップの診断ツールとして、360度評価やコンピテンシー評価といった手法もありますが、リーダーシップは組織の活力や個人のモチベーションとの関係性で捉えることがより重要かつ適切であると、私たちは考えています。

またマネジメントスタイルについては、上司自身の「自己評価」と共に、周りや部下から見てどうなのかという「他者評価」、この二つを把握し、そのギャップに注目することが重要だと考えます。

通常、自分が把握している「自分」と他者から見た「自分」には差異があります。この差異を正確に捉えた上で、「自分」を見直す事がマネジメント力向上の第一歩につながります。

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